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誰でもわかる国際理解教育や国連支援活動を中心としたblogです。              提供:資源循環プロジェクト

by fsun_rrp
 
FSUNメルマガVol.23より
【握手の東限とお辞儀の西限】

 5月中旬からウズベキスタンが不透明な情勢になっている。個人的には日本
ウズベキスタン協会会員でもあり、市民の多くが犠牲になったことが残念であ
る。ウズベキスタンにも第二次世界大戦中や後に多くの日本人捕虜が労役に送
り込まれた。シベリア送りと違って事故死以外の人が、その後に無事の帰国を
遂げている。当時、多くの市民から労役中に、内緒で食料をもらったと多くの
旧日本兵が語っている。潜在的な親日国でもある。

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# by fsun_rrp | 2005-07-14 14:34 | メールマガジン
 
FSUNメルマガVol.22より
【暦から学ぶ、この国の歴史と成り立ち】

 ふづき(七月)も半ばの声を聞くと、梅雨明けのことが気にかかる。
 瑞穂の国に豊かな恵みをもたらす雨ではあるが、梅雨明け前の大雨は、例年
被害が甚大であるからだ。「さみだれをあつめてはやし、、」のさみだれは、
五月雨と書くが、旧暦の五月のことであるから梅雨の大雨である。「五月晴れ」
は、したがってゴールデンウイークなどの行楽地報道などで見られる快晴の風
景ではなく「梅雨の晴れ間」である。梅雨に入れば、天気図で「入梅」の構図
はいともたやすく理解が出来る。しかし梅雨は明けてみないと、「梅雨明け」
を宣言できない。そこで「戻り梅雨」や「帰り梅雨」など気象予報士のエキス
キューズを助ける言葉が古来からあるのが面白い。

 天候の話をしたいのではない。日本の暦は、本来、農業暦である。自然との
かかわりを神事で伝える稲作文化は、アジア特有の文化である。稲作は、民族
の命を支えてきた史上最大の生命産業と言えないだろうか。天皇陛下は、自ら
新嘗(にいいなめ)祭で稲を皇居の水田に植えられる。天皇家は、神事ととも
にある。誤解を恐れずにいえば神事に基づく御一家である。風水の事も、生活
に深く根ざした陰と陽、木火土金水(陰陽五行)に基づき宇宙の構成要素を考
えた古代人の智恵には違いない、その評価は別として。仏教、キリスト教伝来
以前の史実から、既に生きる術としての農業が、大きくそこに横たわる。そし
て深く先人達の生活に定着していた。歴史を遡り学ぶためには、これらをまず
受け止める必要がある。宗教問題でなくて、日本という国の成り立ちにおいて、
稲作と神事のかかわりを無視できない。これは、他方、歴史と神話とを混同さ
せかねない危険にも満ちている。

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# by fsun_rrp | 2005-07-07 14:32 | メールマガジン
 
FSUNメルマガVol.21より
【湿潤なアジア。人も水を多飲、厠も頻繁。】

 尾篭(びろう)な話で恐縮だが、アジアとアジア人をまじめに語るので、お
許し願いたい。さて、日本は明治以降、「脱亜入欧」を真剣に目指して「しゃ
かりき」に走り抜けてきた。途中、あらぬ方向に脱線してアジアに迷惑もかけ
たが、今は国際援助大国の使命を生真面目に全うしようと懸命である。

 さて、「脱亜入欧」というが、日本人が欧米に入れないものがあるとすれば、
それは、「身体的」「生理的」な問題だとおもうのだ。「西側先進国」に属し
てきたが、やはり「極東」。欧米からすれば、東のはずれの異端だと思う。そ
して、地理的気候風土から日本人の身体的、生理的な特徴を決定づけている。

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# by fsun_rrp | 2005-06-30 14:29 | メールマガジン
 
FSUNメルマガVol.20より
【いずれをあやめかきつばた】

 読者の方々は、端唄にある「あやめ」と「かきつばた」は区別がつかれるこ
とだろうか?「しょうぶ」と「はなしょうぶ」もある。盛りは過ぎたとはいえ、
日本の雨季に清涼感をもたらしてくれる数少ない花である。小職は事情があっ
て、よく観察している。事情とは水墨画を普及させる団体に所属しているのだ
が(国際墨画会)、師範教程に課題として設けてあるのだ。「あやめはあやめ」
「しょうぶはしょうぶ」らしく描かなければならないのだ。ややこしいのは、
昔は「あやめ」は「はなしょうぶ」をさしていたからである。「はなかるた」
の「あやめ」は「かきつばた」である。混乱に拍車がかかるのが無理も無い。

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# by fsun_rrp | 2005-06-23 14:26 | メールマガジン
 
FSUNメルマガVol.19より
【「突き抜けている。」!~朝鮮中央日報】

 5月に入って発表された、「ある数字」に日韓両国がおどろいた。

 教科書問題や竹島(独島)問題など、韓国政府の厳しい反応や中国の反日デ
モに共感する韓国世論などが、同国のメデイアから連日伝えられていた。「あ
る数字」は、「韓国に旅行した日本人が、前年比30%アップ!」「30歳代
以降の日本人女性の韓国旅行者数が、前年比50%アップ!」この数字を捉え
た「朝鮮中央日報(韓国)」の見出しは、「突き抜けている。」!だった。た
しかに、「突き抜けているかも知れない。」

 「対日感情が悪化!」と伝えられても、一向に韓国への日本人女性渡航者は
減らない。反日行動も起きようとも、ひるまず「冬ソナ」の聖地を訪ねる。
「ヨン様」の映画ロケ地に追っかけ馳せ参じる。なにせ、勢いがある。「突き
抜けている。」!は、実感にちがいない。

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# by fsun_rrp | 2005-06-16 14:23 | メールマガジン


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