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by fsun_rrp
 
FSUNメルマガVol.17より
【親日宣言をあえて行った韓国人歌手の想い。】

 本年、「殴り殺される覚悟で書いた親日宣言」を書いたチョ・ヨンナム氏
(61)の問題となった朝日新聞の記事を先ごろ読み返した。書いた理由は、
韓国での風当たりは当然厳しいが、「物事の見方はひとつでないということを
伝えたかった」ということである。氏は、急に親日家になったわけではないら
しい。仕事柄、何度も来日し、「豊かだ。人が多い。これだけ大きな国にもか
かわらず、非常に秩序が取れている」と感じ、ほかのアジアの国々と違った風
土や人、文化などに興味をもったようだ。

 本当に親日家になったのは、「ワールドカップの時に多くの日本人が心から
の韓国への応援をしてくれた」~この感動が「知日派」宣言となったという。
また、日本の国会で「廬武鉉」大統領が演説を行ったときに拍手が18回も起
きた。これも、強い動機付けになったようである。韓国では外国の元首でも最
初の拍手ぐらいしか行わないそうだ。

 



国際交流基金に招待されて訪日したとき、希望して靖国神社を見学した。
「鳥居は目だったが、韓国や中国が声高に叫ぶことで、ものすごい場所かと洗
脳されていた。」「そこで彼ら(日本人)は、先祖だから何があっても祀らな
ければならないだろうし、われわれは合祀や参拝はけしからんというだろとお
もった。」実に示唆に富んでいる。真ん中に立って物を見ようとしており、感
情的に国家を見つめずに、真ん中に立って見ることを勧めている。ところが、
これが誤解を呼び、「参拝」行為に受け止められ、非難を受けひとり防戦。氏
は、人気番組など降番、なんとも痛ましいおもいがする。もはや、われわれは
両国の間に立って、素直に感想を述べられないのだろうか?

先ごろ、中国の社会科学院と韓国の東亜日報社の世論調査によると(韓国で
は、島根県の竹島の日制定条例可決直後。中国では反日デモ直前)、中国では
63%」韓国では「63%」の人々が「嫌日」と回答し、80%以上の人が日
本の国連安全保障理事会の常任理事国入りに反対している。

 靖国参拝には、中国の「91%」、韓国の「92%」が反対しているが、日
本では「28%」に過ぎない。その理由は、以下のことで格差の理由が垣間見
える。「靖国はどんな存在か」と聞くと中国と韓国では、「軍国主義者」の象
徴と「6割」が答え、日本では「7割」が「戦死者を追悼するところ」と答え
ている。双方、どちらから見ても、それはそれで「真実」に違いない。

 北朝鮮に関して、日本では「79%」が嫌いと答え、韓国は「好き」と「嫌
い」が「27%」、「26%」で拮抗しているという。中国では「38%」が
「好き」と回答している。日本が北朝鮮に関する問題では「拉致」を日本人の
「49%」が最初にあげるのに、中国、韓国では「2%」「1%」である。
by fsun_rrp | 2005-06-02 14:18 | メールマガジン
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