誰でもわかる国際理解教育や国連支援活動を中心としたblogです。              提供:資源循環プロジェクト

by fsun_rrp
 
民主化とは、どういうことですか?
[Vol.14] 2005.1.18

阪神淡路震災10周年の日、「趙紫陽元中国共産党総書記死去」。
1989年6月4日、天安門事件の当日、テレビの前に釘付けになった記憶はありませんか?。事件は、小職にも大きく影響を与えます。c0031438_215771.jpg



「チャンスだ!中国へ行くぞ!」これは、知人の天安門事件直後の感想です。この判断は、本能的にしろ正しいのです。
天安門事件後、世界中の進出企業の中国駐在者の殆どが無期限の帰国をします。
「これから、出てゆけば外国人は誰もいない。」その通りでした。この事件は、改革解放路線にも大きくブレーキをかけ、中国経済の見通しを暗くするように、世界の識者には見えたようですが。
一度、加速のついた改革の火の玉列車はブレーキが利かないほど加速してしまいます。そして、対外資投資関連法規や税法等経済法が全く変わってしまいます。
先の知人にお付き合いしていた小職は、世界中の引き上げ声の中、天安門事件後、最初に進出した外資企業の関係者になってしまい、その時点で、新中国の経済法・税法に世界でもっとも詳しい人間になってしまいました。
後に、政府開発援助で中国国営企業の民営化の担当するのですが、このときの経験が買われてことです。
「人間万事塞翁が馬・・・w」 さて、中国で民営化(近代化)の仕事をしていて、トラブルを起こし帰国させられた専門家達がいました。
「民主化に関する発言」がきっかけです。「中国は民主化すべきだ」とか、「天安門事件をどう考えるか?」などの発言です。小職はいい子ぶるのではありませんが、この種の発言には、加わりませんでした。
「なあ~んでか?」第一に、日本人は、自発的に民主主義を勉強したのではありません。もし、戦争に負けなかったら今でも天皇制かもしれないし、徴兵もあったことでしょう。
「日本人は、敗戦によって強制的に、国ごと一斉に民主主義を学ばされた。」のです、よそのことをとやかく言えません。そして、体験のない民主化手法を徐々に学ぶというのであれば、それらの国々は、かえって混乱するかも知れません。
 中国の共産化は、食糧難から大規模土地所有者から農民を解放せねば、飢え死にさせてしまうという、手段は別として人民中心主義だったと信じています。
 アメリカの小学校の授業では、民主主義に基づき、危機に直面したときの救出順位を話し合いで決めさせます。後ろのほうは、死ぬ確立の高い順番です。民主主義は、時に苦いのです。

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by fsun_rrp | 2005-01-18 00:15 | 国際支援の現場から
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