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誰でもわかる国際理解教育や国連支援活動を中心としたblogです。              提供:資源循環プロジェクト

by fsun_rrp
 
FSUNが阪神淡路震災で学んだこと1.。
[Vol.11] 2005.1.15

いよいよ、あの日から10年を迎えます。FSUNの会員は、その日々を懸命に生きて復興の礎と成られました。
「国連防災サミット」の事が語られ、「ボランテイア」の在り様も再考されるいま、「学んだこと」を整理します。
FSUNがまとめた「神戸からの報告」は、時の橋本首相に提出されました。そのことに強調されていたことは、非常時に対する備え、つまり危機管理のことです。
例えば、「都市ガス」が「ガス漏れ時間差引火」をもたらし、火災対策が後追いになったこと。復興時は、ライフラインが途切れ、プロパンガスのありがたかった事。電話の通信回線が復旧しても、停電となればfaxや付加価値の付いた電話機能が使えず、具体的な情報提供が叶わず「電気エネルギー依存型社会の問題点」などさらけ出した事。
総称して「危機管理」ですが、この点、あえてタブーに確信犯的アプローチしてみます。 FSUNが阪神淡路震災で学んだこと1.。 _c0031438_15581588.jpg



日本は、安全保障上の問題もあり、軍隊はありません。軍隊は、戦争をありえる前提と考えます。自衛隊は、この点軍隊ではありません。自衛隊の災害出動は、都道府県知事の要請に基づきます。
「ある首長は、自衛隊嫌いで要請をしぶりました。」「ある駐屯地は、あえて要請がないのに救出にむかう英断で多くの命を救いました。」危機管理とは、何でしょうね?ぎりぎり、人の命を最大限に守れる仕組みのことでしょうか?
 普通の国なら戦争がおこることを最大の危機管理においています。つまり、相当な破壊や生命剥奪を想定しています。大規模地震なら、あるいは津波なら戦争で失うくらいの生命・財産を想定すべきでしょうが「出動要請?」考えて込んでしまいます。
 それから金融機関その他の「決済猶予」のことです。「送金決済なら事故による遅延ありえます。」
手形や小切手の有価証券はどうでしょう?「支払関係」と「手形・小切手関係」は別です。そうでないと「有価証券」や「金融」の信用供与の仕組みが崩れます。
日本は、あのとき猶予し、崩しました。「なあ~んでか?」それは、手形・小切手の交換が新幹線利用で行われていて出来なくなったから。「電子マネー」でも決済できたかどうか?
 つまり科学が進んでも、合理化できない分野、人と人とが関わらないと機能しない「信用」のシステムなど考えなおす必要があります。
by fsun_rrp | 2005-01-15 23:50 | FSUN
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