2000バイトの出力でお送りする国際協力&NGO/NPO アワーの御時間が参りました。早速本日のご質問です。
Q7.「国際協力の現場での失敗や困ったことがあれば教えてください。」
A7. 「以前にも似たような質問があったよ
うな気もしますが観点を変えてご紹介
します。」日本語の特徴が、困難をも
たらしたという例です。」
昭和の時代に、大手商社 「M」が、立ち上がれないほどの損失をこうむりました。それは、日本語の母音に原因がありました。「倉庫」に保管してある商品を電話で出荷指示したものです。
「D倉庫の物」を全て指す回しのトラックに出荷してくれ!を「E倉庫の物」をに聞き間違いがおきたのです。DもEも母音が「い~」なのです。書いたものならですが、、そのときはFAX.も普及していませんでした。
実は、出された商品は、黄色いダイヤ「数の子」でした。生鮮食料品が陽にあたり、だめになってしまったようです、、。全てが損失になるとさすがの大手商社も損失補てんには困ります。
小職の場合は以下のようなものです。
旧社会主義国同士が国境を長く接する極寒地帯に出張で参りました。そのときは、真冬ですが「発電所が爆発を起こしてしまい。送電がとまりました。」何が問題かというと、全てのエネルギー源が電気なので、食事はもちろん、暖房その他社会インフラが一切ストップしてしまうということです。
薪などもありませんし、これからさまざまな危機にさらされるわけです。FAX.もつかえません。電話で報告と支援要請を伝えました。
このとき日本語の不自由さが出たのです。「撥音便です。」こんな問題です。小職が伝えたのは、「発電所が爆発し、全ての送電がストップした、、かなりの困難に見舞われている支援願う」が「発電所が爆破、、」。「爆発」と「爆破」はかなりニュアンスが違います。ましては旧共産国ではかなりの過激な保守派もいますので、。
連絡を受けた首都の日本人スタッフや本国では「テロ発生か?」「救出をせねば、、」ということに成りました。この場合、いずれにせよ、後方からの支援を受けなければ、食事どころか仕事なども全く遂行できず始末なので、早速の救援隊が2泊3日で着てくれましたが、これは「日本語の危うさを学ぶにとても良い例でした。」
原則、やはり書いた物で報告相談連絡が大事です。